● 新ニュース 〜除染費用に150億円〜
5月18日に比較的放射線量の高い地域を伊達市ではA地区と定め、
大手ゼネコンと3月中旬を期限として除染の委託契約を行いました。
それに伴い6月2・3日の両日に該当地域で住民説明会が行われ
作業の内容、大まかなタイムスケジュールなどの説明がなされました。
A地区とは小国地区、掛田地区、富成地区、柱沢地区、石田東部、月舘東部
(ということで私たちの掛田も含まれています。)
この地区を除染するのに150億円を費やします。
★ 放射能について
掛田地区(ボス出身の地名、ちなみも佐々木さんも)は、
● 今年のコメの作付は規制がかかり、試験栽培のみとなっています。
(福島市の一部も昨年の新米が出荷停止になりました)
キノコ類は依然出荷規制、
イチゴは順調、キュウリもこれからですが大丈夫そうです。
モモ、リンゴ、カキなどの果樹については樹木の除染を行い、作業は継続中(おそらく大丈夫)。
● 健康管理については、外部被ばく調査で、
中学生以下は全員がガラスバッチという
積算線量計を着用し、内部被ばくについては
ホールボディーカウンターというもので年に一回程度計測をして
います。
このほかに甲状腺検査も年に一回行われています。
◆ こんなわけで風評被害もあって、実害がないものまで農作物が買いたたかれたり
売れなかったりが続いているので、協力していただけるという言葉には感謝いたします。
◆ 義援金の現状
今まで義援金を受給した人は、
住家が全壊、半壊した世帯、また放射能により特定避難勧奨地点を抱える大字に住む市民と
なっております。 義援金の配分についても、市民全員に分配という考えもありましたが、
そうすると一人当たりの金額が大変少なくなってしまうため、上記の取り決めとなりました。
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