◆ 「どうして、そこにいるってわかるの?」 アクティヴガイディングの秘密 ◆
   
 
セブ島の新しいダイビング レアものを団体で撮る? それとも?  ダイビングガイドとしての「転機」となった あるお客様の「ひとこと」とは? セブの新しいダイビングなら、こんな未記載種もバッチリ!
 大物派から、レアものマニアになった『レアものの魅力』を大公開
 
 ● Aqua Buddies アクア バディズは、セブ島リロアンのダイビングサービスです。

アクアバディズ・ボス 鈴木 晋一

出身地 : 福島県伊達市
1967年生まれ(羊年)
血液型 : B型
PADI IDCスタッフインストラクター
ガイド本数 13,000本以上
 〜アクアバディズ・ボス そのガイディングの秘密〜

  ● アクアバディズ・ボスのガイディングの「転機」となった、お客さまの「ひとこと」とは?

 

 1994年5月 とあるダイビングサービスのスタッフとしてセブへ。

 しかしながら、給料遅配、立て替え金の未払いなどなど、

 「このままでは生活もできなくなる(できてなかったかも)」と。

 翌年に、セブ在住先輩日本人の応援などもあり、独立。

 

 当時の海外のダイビングといえば、旅行会社のツアーに参加するのが主流。

 なので、面識のあった某旅行会社の社長さんに会いに行った。

 しかし、旅行会社が提示してきたのは!

 

   「鈴木君、セブは、『安・近・短』だよ。

      安くお客を呼んで、遠くへ行くオプションで儲けるんだよ!

      マクタンで潜らせちゃダメだよ!」

 

   唖然、、、、。

 

 あまりに安い卸料金(はっきり言って原価割れ)と、俗に言う”エステ商法”。

 安い料金にも抵抗があったが、”エステ商法”には、もっと抵抗があった。

 だって、遠くまで行かなくても、十分面白いダイビングができるし、

 遠くへ行くにも”適正料金”というものが、あるではないか!

 その瞬間に、「自分がお客だったら、イヤだな。 できない。」と思い

 退室してしまった。

 

 その後。 旅行会社からの送客がないのだから、暇である。

 潜りに来てくれるのは、知り合いと紹介のみ。

 それでは、たかが知れている。 やっぱり、暇である。

 

 お金はないが、時間はあるので、潜ってみる。

 当時は、まだまだ大物派で、「自分より小さい魚は見なくてもいい」と

 思っていたくらいだから、とりあえず、ドロップオフの壁で、大物待ち。

   (ビーチエントリーなので、ドリフトはできないですし)

 すると、来るんですね。 マダラトビエイとか、サワラとか。

   ( 今でも、待っていれば来るのだろうか?)

 その後、空気ももったいないので、棚の上で何か探してみる。

 

 すると、いるんですね(笑)。 見たことないお方たちが!

 まぁ、大物派でしたので、見たことないのは当たり前かもしれないけど。

 見たことないから、調べてみる。 これの繰り返し。

 そんな感じで潜っていると、図鑑にも載っていないのは同じだけれど、

 数的には多い種、稀な種、いろいろとわかってくるのですよ。

 わかってくると、稀な種(⇒レアもの)を見つけたときは、嬉しいんですよね。

 大物との遭遇とは違う種類の喜びが!

 もちろん、初めて何かを見つけたときも。

    「あぁ、あなた、ずっ〜と、探していたんですよ!」

    「あぁ、あんた、誰? 図鑑でも、写真でも、雑誌でも見たことがないぞ!」

 そりゃ、もう、感動もんでしょ。

 この感動を伝えなければ、ダメでしょ。

 この感動を味わってもらわないと、ダメでしょ。 プロとして。

 伝えるためには、確実に見つけなきゃいけない。

 ガイディングの力ももっと磨かなくちゃ。

 こうして、お客様の望むものを見つけながら潜るダイビングスタイルが

 確立していったのでした。 そして、いつの間にか、この魚を探しまくる

 ガイドのスタイルがアクティヴガイディングと呼ばれ始めたのです。

 

 とはいうものの、いかんせん、お客様の数が少ない。

 やっぱり、旅行会社と提携しないと、やっていけないのか。

 そんな不安が、まだまだ残る中、こんなことを言われたのです!

 

  「 鈴木さん、最高です! 今まで、2000本潜ってますが、

   こんなに色々見れたの、初めてです!!

   マクタンにも鈴木さんみたいなガイドさんがいたんですね。 

   また、すぐ来ますので、いろいろ見せて下さい。 期待してますよ。

       (本当にすぐ来て頂き、1年で4回も来て頂きました)

 このひとことで、今までやってきたダイビングが認められた気がしました。

 「 旅行会社に頼らなくてもいいんだ。

   自分のガイディングに期待しているダイバーがもっといる!」

 本当に嬉しかったです。 このときが、ダイビングガイドとしての「転機」でした。

 

   このお客様(Sさん)に言われたこの言葉が、アクアバディズの

     ダイビング(ガイディング)の原点になっています。

 

  今でも、同じポイントを潜っても、一つでも多くの感動を味わって頂けるように、

 アクティヴガイディングを続けています。 一人でも多くのダイバーにも

 味わって頂けるように。 ダイビングの後のあなたが笑顔になるように。

 

  そうすることが、私に”気づき(転機)”をくれたSさんへの恩返しだと思っています。

 そのSさんは、私に”気づき”をくれた翌々年に他界され、直接恩返しをすることが

 できなくなってしまいました。

  こんなところで、申し訳ないのですが、

 この場を借りて、感謝の気持ちと、ご冥福をお祈り申し上げます。

 

  湿っぽくなりまして、申し訳ございません。

 

 アクアバディズのアクティヴガイディングで、あなたの笑顔を見れますように。

 そんな想いで、ガイドをさせて頂いています。

 

   あなたの貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました。

鈴木

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